コロナに罹ったので体調の変化を記録しておきます

発熱するまでの経緯

自分が発症した日を0日として、-5日の夜家族1が夜に発熱、-4日にPCR検査で陽性判定、-2日に家族2が発熱しました。家族1の発熱からそれなりに時間がたっていたので、もしかして自分は無症状で乗り切れるのでは?という甘い期待をしていましたが、0日目の朝には喉に違和感を感じていつもより早い時間に起床、昼過ぎには発熱を自覚する、という経緯でした。

体温の変化

可能な範囲で体温を測っていたので、グラフにしてみました。0日目の昼から夜にかけては、37度台から39度台と、どんどん高くなっています。1日目の朝にかけて38度台よりも下がってきたので安心してたのですが、夕方から再度高くなりました。2日目も同じような変化ですが全体的に下がってきており、夜には36度後半~37度前半で落ち着きました。3日目の朝は、完全に平熱でした。ちなみに発症した家族1/2も2~3日で熱は下がっており、比較的軽い症状で済んだように思います。

0日目~3日目の体温変化

薬を飲んだか?

家族1/2は解熱剤を飲んでいましたが、自分は飲みませんでした。ある程度発熱させておいた方がウィルスを撃退しやすいはずだ、と信じているタイプの人です。唯一飲んだのは、ネットで効くらしいと見かけた葛根湯だけです。それも初日の夜に1回だけ飲んだだけで、その後は忘れていました。後は、はたらく細胞のアニメを思い浮かべながら免疫細胞に頑張ってもらう想像をしていました。

体調の変化

体調が最も落ち込んだのは0~1日目にかけてで、まさに風邪という感じの筋肉痛に悩まされました。頭痛も1日目はずっと右目奥に居座ってる感じでした。個人的な特性だと思いますが風邪になると肩の関節あたりが「むずむず」するのですが、それもばっちり出てました。2日目からは頭痛や筋肉痛もほとんどなく、比較的症状が軽かったように思います。その代わり、3日目には口唇ヘルペスが複数出来てしまいました。やはり体力はだいぶ落ちていたのでしょう。

まとまった睡眠時間をとることもなかなか難しく、不思議な夢を伴う30分~1時間程度の睡眠と覚醒を繰り返す感じでした。0日目は筋肉痛も相まって中々しんどい状態でしたが、1日目からは寝れる時間も増えて助かりました(なので、1日目から2日目にかけての夜は検温時間に間隔が空きがちです)。

0~1日目は、あらゆる作業速度が25%に、2日目は50%になった感じでした。動こうと思えば早く動けそうでがあったのですが、その分頭痛や筋肉痛、めまいが出そうで、出来るだけゆっくり動いていました。

呼吸の辛さ・喉の痛み

幸いなことに、呼吸や喉に大きなダメージは今のところ無さそうです。気になったのは妙に呼吸が深くなったことぐらいで、特に横になった時はずっと呼吸法トレーニングのような深ーい呼吸を繰り返していました。パルスオキシメータで酸素飽和度も調べていましたが、ずっと98%程度だったので、幸せな低酸素症(ハッピー・ハイポキシア)とやらではなさそうです。

咳は時折出ていましたが続くことは少なく、痰も少し絡むもののちゃんと切れてくれました。詳細は後述しますが食べたり飲んだりしても喉が痛いということも無く、やはり自分は幸いなことに軽い症状だったのでしょう。

食事事情

味覚を感じないタイミングもありましたが、そういった経験はひどい鼻詰まりや風邪でも起きていたので、コロナの影響ではないと信じて色々食べるようにしていました。0日目は食欲が結構あったのですが、熱の上がった1日目はさすがに食欲は減りました。2日目は食欲が戻るものの食べられる量がかなり減ってしまいました。3日目も同じような感じで、少し食べるとおなか一杯になるけど空腹になるのも早い、という状況でした。やはり麺系、特にレンジで温めるだけのタイプは助かりました。風邪を引いた際の定番の食事、ゼリーなども用意しておくと良さそうです。

水分はしっかり取るようにしました。0日目も1日目も最低2リットルはポカリ系を飲んだと思います。特に夜中は寝つけなかったので、30分~1時間で覚醒するごとに水分補給+トイレ、みたいな生活をしていました。

トイレ事情

この手の話が苦手な方は、ここは飛ばしてください。といっても、特にひどいことにはなりませんでしたが…

家族1/2が下痢になっていたので、自分もそうなるのだろう、と熱が出始めたころに覚悟していました。ですが幸いなことに下痢にはならず、その代わり結構な頻度でおならが出ていました。体勢を変えると腸の中で空気が高速に動いてる感じがよく伝わって、スピード感のあるおならが続きました。水分を多めに取っていたせいか水っぽい感じもあり、下着が汚れないかびくびくしてました。2日目の朝にはようやくごく微量の固体便が出て、その後ヘドロっぽい軟便が出た後、スピード感のあるおならはいなくなりました。3日目の朝、普段通りの固体便となりました。

あって良かったもの

水(ポカリ・アクエリアスも)。コロナに限らず風邪の時は欠かせません。寝ながら水分をとることも多かったので、500mlのサイズがちょうど良かったです。

体温計。定期的に調べるようにしておくと体調の変化もつかみやすいですし、熱がぶり返して来たら休もう、といった判断もしやすいです。自分はオムロン派です。

パルスオキシメーター。最近は多くの人がコロナに罹っても自宅での療養になると思いますが、万が一の悪化に備えて自分でも酸素飽和度を調べられる方が良いと思います。コロナの第一波が来る前ぐらいに購入したので、実に2年半越しの活躍でした。

ベッドの上でも使える折りたたみミニテーブル。0~2日目はベッドの上で過ごすことが多く、スマホや飲み物、体温計をまとめて載せられるミニテーブルは重宝しました。暗くても手探りで物を探しやすくなるので、寝たままできる作業を増やせます。

ベッドの上でも座椅子。ずっと寝てるのもしんどいので、体を起こしたくなる時がありますよね?でも背もたれが無いと座っているのもしんどいし、ずっと座っていると腰も痛くなります。ミニテーブルと併せて使うと、体制を無理なく変えれて物の置き場にも困らず、助かりました。

最後に

もう何時何処でコロナに感染してもおかしくないので、対策をしておくしかないですね。出来ることは何でもしておいた方が良さそうです。発熱する直前に、コロナに罹った人から「後遺症が辛くて何もできない、コロナ外来にも通ってる」という話を聞いていたので、発熱してからは重症化よりもむしろ後遺症が心配でしたね。時間を空けて出てくるかもなので油断は禁物ですが、ひとまずは安静に過ごそうと思います。これから卒論・修論を始めとする締め切りに追われる方々が増えてくると思うので、皆様もどうぞご自愛+万が一のためのご準備を忘れずに。