t検定の結果の書き方(英語)

ここではt検定の結果を英語で書く場合の文例を記載します。日本語でどのように書くのかは、こちらを参考にしてください.

対応のあるt検定についての、英語の文例

こちらと同様、各被験者にA/B二つの条件で実験を行い、そこで得られたアンケート結果に差が有るかどうかを調べるために対応のあるt検定を行った状況を想定します。いつもの通り、自由度やt値については仮の値なので、適宜数字を入れ替えてください。

有意差がある場合

We conducted a paired t-test for the questionnaire results and found a significant difference between the conditions (t(21)=X.XXX, p=0.011, r=0.0XX). Thus, the proposed method significantly increases the questionnaire results more than the alternative method.

有意傾向がある場合

We conducted a paired t-test for the questionnaire results and found a significant trend between the conditions (t(21)=X.XXX, p=0.093, r=0.0XX).

(注):日本語と同様、有意傾向が得られたとしても、有意差が有る場合と同じような説明(差が有る、など)は書かない場合が多いです。すなわちただ結果を列挙しておけば十分なのですが、査読者によっては考察を求められるかもしれません。

有意差がない場合

We conducted a paired t-test for the questionnaire results and there is no significant differences between the conditions (t(21)=X.XXX, p=0.455, r=0.0XX).

(注):有意差が無いことは、差が無いことを意味しません。

対応のあるt検定についての、英語の文例

対応のないt検定は、We conducted a t-test… と、t-test とだけ書けば問題ありません。それ以外の記述も、日本語と同様に対応のある場合とほぼ同じです。